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麺の上に、パクチーをちょっと足したい。
おかゆに、あの香りをのせたい。
その「ちょっと」のために、ベランダで育ててみるのはどうだろう。
想像すると楽しいよねえ!
ごはんを作る前に、自分で育てた葉を摘む。家庭菜園の目的が「収穫するぞ!」だけじゃなく、今日の一皿につながっていると、始めたい理由がはっきりする。
ただ、タネ袋を手にしたところで止まることもあると思う。丸いタネ、このまま土に入れる?小袋を全部まく?今の季節に始めていい?
そこで、今回はサカタのタネの公式の栽培案内と、公式楽天店で販売されている「ぱくぱくパクチー」の小袋を確認しました。一般的なコリアンダーの育て方と、購入する袋の表示を照らし合わせながら、初めの段取りを考えます。
栽培した体験談ではなく、公式情報をもとにした準備の話です。特定の月に全国どこでもまける、何日で必ず収穫できる、とは決めません。家の置き場所とタネ袋の案内を見て、一緒に進めていこうね。
最初は小袋と置き場所を確認。全部まく予定にしなくていい
サカタのタネ公式楽天店の「ぱくぱくパクチー」は、今回確認したページでは約250粒の実咲袋として販売されています。商品番号は10400011です。
パクチーはコリアンダーとも呼ばれるセリ科の野菜。香菜という名前もあるので、商品を探すときに呼び方が違っていても、まず作物名を照らし合わせよう。
約250粒。小袋でも、初めての一鉢には多く感じるよね。
でも、小袋に入っている量を、一度に育てる株数と考えなくていい。まく場所の広さと、その後に世話できる範囲から、今回使う分を決めよう。
メーカーの栽培案内では、間引いた後の株間は10cmが目安です。株間は、育てる株と隣の株との間。タネを置く時点の粒どうしの距離と、育った後に残す株の距離を分けて読むと分かりやすい。
プランターの横幅だけを10cmで割って株数を決めるのも、少し待ちたい。容器の端の余裕や内側の大きさ、ほかの植物がすでに入っているかも見る必要があるから。
私は、初めの計画を「空いている容器を全部使う」まで広げず、一つの容器で世話するところから考えるのを勧めたい。これは独自の提案です。育てる量を小さくすると、土の状態や芽の変化を見る場所がはっきりする。
置き場所は、日当たり、水はけ、風通しを確認します。サカタのタネの生育についてのFAQでも、この三つがポイントとして案内されています。
ベランダの端に空きがあるから、そこへ置こう、で終わらず、その位置へ日が当たるか見てみよう。洗濯物の陰になる時間もあるかもしれないし、壁の近くと手前で条件が違うかもしれない。
置いたあとに手が届くかも大事。芽が出たかを確認するたび、ほかの鉢を何個も動かすなら、毎日の観察が大仕事になる。
通り道や避難設備の前を空け、住まいの管理規約も確認してから置き場所を決めてね。鉢を増やす楽しみと、ベランダを使える状態にしておくことを、一緒に考えたいです。
残ったタネは袋の表示に従って保管します。次の種まきに使いたいなら、有効期限や保管の案内も購入品で見よう。一袋を買ったことと、何回に分けて使えるかは、実際の袋の表示と残量で考える。
もう一つ、公式販売ページには、品種名「ぱくぱくパクチー」は袋の裏面に記載されるとの注意があります。届いた袋の表だけ見て迷ったら、裏の品種名まで確認してみようね。
硬い丸い殻の中にタネがある。まく前の準備から始めよう
パクチーのタネとして見かける丸いもの。サカタのタネのFAQでは、それは果実で、中に実際のタネが入っていると説明されています。
硬い丸い殻の中には、二つのタネがある。
へええ、丸い粒がそのまま一つのタネだと思っていると、ここで見方が変わるね!
公式のFAQで案内されている準備は、平らな板の間に果実を挟み、軽く転がして殻を割ること。そして、殻から取り出したタネを数時間水につけることです。
力いっぱい押しつぶして粉にする工程ではありません。「軽く転がして殻を割る」という目的を先に覚えておくと、力のかけ方を考えやすい。
作業する場所には、使う分だけ出そう。私は、小さなトレーなどで今回まく分と袋に残す分を分けておくのを勧めます。水につける前に分けておけば、袋に残したいタネまで一緒にぬらさずに済む。
買った袋が加工済みのタネかどうかも、表示で確認したいです。すべての商品へ同じ前処理が必要と決めず、実物の案内に合わせよう。今回の説明は、メーカーの一般的なコリアンダーFAQをもとにしています。
水につける時間は、公式では「数時間」。ここから勝手に、丸一日漬けたほうがよいとか、必ず何時間ちょうど、と細かい数字へ変えないようにします。
朝にタネの準備をして、その後まく時間を作れるか。夕方に始めるなら、数時間後に土へまく作業までできるか。自分の予定に、この待つ時間も入れておこう。
たとえば、土と容器をまだ用意していないのに、先にタネだけ水へ入れると、まく先を急いで探すことになるよね。順番は、置き場所と容器を決める、袋を読む、使う分を取り出す、前処理をする、まく。
ベランダで作業するなら、乾いたタネが風で転がらない場所を選ぼう。袋を開けて使う分を出す作業は室内で、用意した容器へまく作業は床を汚しにくい場所で、と分ける案もあります。土を扱う前に作業面を作っておくと、使う道具を途中で探さずに進められる。
終わったら、使った袋とメモを同じ場所へ戻す。新しいタネと前に買ったタネがある場合も、袋を取り違えず、今回使った品種の説明を次に読めるようにしておこう。
作業を続けられるところまで準備してからタネをぬらす。この順番なら、途中で急に慌てることを減らせると思う。
殻の準備があると聞くと、ちょっと面倒に感じるかもしれない。でも、ここを知ってから始められるのはいいこと。芽が出ない日に、何も分からず自分のやり方を責めるより、見直す条件を一つ持っておけるから。
殻を扱ったか、水につけたか、まいた日はいつか。短いメモがあると、次に同じ袋を使うときにも準備の順番を思い出せます。
手順の根拠は、サカタのタネのタネまき・育苗FAQで確認できます。
気温の数字だけで決めず、直まきとポットまきを選ぼう
メーカーのFAQによると、発芽に適した地温は15℃前後。地温が15℃を超えていれば直まきでき、15℃以下ではポットへまいてから若い苗を植え付ける方法が案内されています。
地温は、土の温度。天気予報の気温と同じ数字として、そのまま当てはめないようにしたいです。
季節の名前だけで「秋だから今日まこう」と決めるより、住んでいる地域のまき時と、袋の案内を先に見る。同じ秋でも、地域や置き場所で条件は違うよね。
販売ページには春まき・秋まきの表示がありますが、地域別の作型図は画像です。今回、その図から具体的な月を読み取った案内はしていません。購入前にページの作型図と、届いた袋の地域別表示を確認してください。
ポットまきの方法では、ポリポットに2〜3粒ずつまき、タネが隠れる程度にごく薄く土をかけるとされています。その後、発芽適温を確保して育てます。
土を厚くかぶせたほうが安心、と思ってしまいそうだけど、ここはメーカーの「ごく薄く」に合わせたい。覆土の厚さを、なんとなく普段の感覚だけで決めずに確認しよう。
直まきの説明と、ポットまきの説明を混ぜて、自分だけの手順にしないことも大切です。畑のうねの幅や条間を、そのまま小さな鉢の寸法に置き換えると、どこを基準にすればいいか分からなくなる。
公式の商品案内には畑のスジまきの説明もあります。ベランダでポットから始めるなら、今回は育苗FAQのポットの手順を中心に見る。買ったタネ袋の説明と違うところがあれば、その品種の案内を確認してから進めたいです。
鉢の土は、使う培養土の用途や表示に合わせて準備します。畑向けFAQにある堆肥の話を、元肥入り培養土へ必ず追加する量として扱うことはできません。
家で使う土の袋にも説明がある。タネの袋と土の袋、両方を並べて読むと、必要なものを買う前に確認できるよ。
それから、芽が出る日を一つに決めないこと。今回確認したFAQでは、すべての環境で何日後に発芽する、という保証は示されていません。
昨日まいた、今日まだ出ていない、だからもうだめかも……と急いで結論を出さず、まいた日と土の状態、温度の条件を見よう。心配なときは、メーカーの案内へ戻れるように、商品名と袋を残しておくと相談もしやすい。
私は、まいた日のメモに「直まき」か「ポットまき」も書いておくのを勧めます。日付だけでは忘れやすい、どの手順を選んだかまで残せるからです。
芽が出たら、残す苗と植え付ける時期を葉で確認しよう
ポットまきのFAQでは、発芽したら元気のよい苗を一本残す案内です。芽が出た数を全部そのまま育てる前提にはしません。
せっかく出た芽を減らすの、ちょっと惜しいよねえ。
でも、メーカーが案内する間引きは、育てる苗の場所を確保するための工程です。
植え付ける目安は、本葉3〜4枚。何月何日までに植える、とカレンダーだけで決めず、苗の葉を見て判断する手順です。
別の商品案内では、直まき後に本葉2〜3枚で込み合ったところや生育の遅れた株を間引き、株間10cmにする説明があります。ポット内で一本を残す話と、直まきした場所で株間を整える話を分けて読もう。
数字が二つあると迷うけれど、作業する場所と段階が違う。ポットで苗を育てているのか、最終的な場所へまいたのか。そこへ戻ると、見る手順がはっきりします。
メーカーの生育FAQでも、密植すると徒長しやすいため早めの間引きを案内しています。たくさん芽が出たうれしさを、全部同じ鉢へ残す判断へ直結させないようにしたいね。
育苗中は、苗が徒長しないよう日中に戸外で光と風に当てることも、タネまきFAQにあります。ただし、ベランダの天候や安全を確認せず、どんな日も同じ場所に出し続けるという意味ではありません。
苗を動かす予定があるなら、持って出られる位置に置く。観察と移動をする自分の手が届くかを、初めの置き場所で考えた理由がここにつながります。
植え付けについては、根を傷めないようにしたいところ。FAQには、そのまま植え付けられるジフィーポットの利用も選択肢として載っています。すでに用意した容器があるなら、使い方を確認して根を扱おう。
この記事では別の資材を一緒に買うことを必須にはしていません。まず選んだまき方で必要なものを確認し、タネをまく前に作業の順番を決める。それで始められる範囲を見ていこうね。
葉が育ったら、食べたい一皿へ。買う前に最後の確認をしよう
サカタのタネの利用FAQでは、生育が旺盛になったら葉を摘み、スープ、サラダ、おかゆなどに利用できると紹介されています。
育てた先の楽しみ、ここ!
食べたい料理が一つあると、ベランダの一鉢が毎日のごはんにつながります。
初めは、いつものスープへ少し添える使い方から考えてもいい。これは私からの料理への取り入れ方の提案です。香りの好みは人によって違うから、家族全員の器へ最初から同じ量を入れず、食べたい人が添えられる形にするのもよさそう。
自分で育てたから毎日大量に食べなきゃ、とは思わなくていいよ。食べたい料理と、育つ量が合う範囲を探せばいい。
食用に育てるので、資材や薬剤を使う場合は対象作物と使用方法の表示を確認します。家庭菜園で育てたことだけを根拠に、安全性や無農薬を断定する紹介にはしません。
購入前には、商品名、品種名、袋の規格、地域のまき時を確認。検索結果には別のパクチーも出るので、約250粒の小袋を探しているのか、ほかの規格を選ぶのかまで見よう。
公式販売店は配送方法や日付指定などの条件も案内しています。予定した休日に必ず届くと思って、タネを水につける準備まで先に始めないようにね。届いて袋を確認してから、作業できる日を決めれば大丈夫。
今日やることを一つ決めるなら、私は置き場所を見るところから勧めたい。
日が当たる。手が届く。通る場所を空けられる。
その一か所が決まったら、タネ袋のまき時を確認して、使う分を用意しよう。
いきなりベランダいっぱいの畑にしなくていい。
まずは、スープに添えたいあの葉を育てる場所を一つ。
わあ、そこまで決まると、ちょっと楽しみになってこない?
硬い殻の準備から、芽が出たあとの一本を選ぶところまで、順番にやっていこう。葉を摘む日のことを楽しみにしながら、今日の一鉢の準備を始めようね!
生育と料理への利用は、サカタのタネの生育FAQ、利用FAQ、コリアンダーの商品・栽培案内を参照しました。一般的な説明に加え、購入する品種の袋の表示を確認してください。