ベランダの土の酸度、どう測る?アースチェック液の土と水の割合から色の読み方、石灰を足す前の判断と片付けまで、一鉢ずつ確かめよう!

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ベランダの土を見ながら、次に植える苗を考える。
たとえば、去年使った鉢へ新しい苗を入れたいとき。「石灰も混ぜておいたほうがいいのかな?」と手が止まったら、先に確かめたいことがあります。

その土の酸度と、これから育てる植物が好む酸度。この二つ、合っている?

ここを飛ばして、袋からさらさらっと石灰を足すのは待ってね。ブルーベリーとホウレンソウでは、目指す土の条件が違います。同じベランダに置くからといって、同じ土の調整をすればいいわけではないんです。

今回取り上げるのは、KINCHO園芸の「アースチェック液」。土と水を混ぜ、そのうわずみへ測定液を加え、色を比べる土壌酸度測定の資材です。土に瓶の液を直接かける使い方ではありません。

測定するための道具なので、これだけで土の肥料の量や、植物が元気のない原因まで分かるわけではない。そこは分けながら、一鉢分の判断を進めてみよう!

目次

酸度を知ったら何を決めたい?まず、次に植える植物を書こう

土の数字を出す前に、ひとつだけ。
「この鉢で何を育てたいか」を決めておくと、測った後で迷いにくくなります。

酸度を表すpHは、小さい側ほど酸性、大きい側ほどアルカリ性を示す数字。だからといって、大きい数字が良い成績という意味ではありません。植物に合う範囲を見つけるために使います。

KINCHO園芸の商品案内には、植物ごとの適性土壌酸度の表が載っています。例を挙げると、ブルーベリーはpH4〜5、トマトは5.5〜6.5。どちらも植えたいなら、それぞれの鉢で条件を考える必要があるんですね。

おお、土の数字だけ眺めていても、次の行動が決まらないわけだ!

たとえば「南側の丸い鉢にトマト」と書いておく。これなら測定結果の隣へ、目安の範囲も一緒に残せます。「土A、結果だけ6くらい」というメモより、植え付け前の相談に使いやすいはず。

すでに植物が入っている鉢なら、植物名と品種を先に確認しよう。ラベルが残っていれば、それも手元へ。葉が黄色い、伸びない、といった様子だけで「酸度が悪い」と決めず、何を確認するための測定なのかを絞ります。

測定液を買う前に、培養土の袋も見てみてね。対象植物や酸度調整の表示があるか、すでに何を混ぜた土なのか。新しい培養土へ何かを追加する必要があるか、まず袋の案内から考えられます。

一方、使い続けた土で今の酸度を確かめたい、別々に管理した鉢の結果を比べたい。そんな目的なら、この測定方法を選ぶ理由がはっきりします。何となく園芸用品を増やすより、今日知りたいことに道具を合わせよう。

アースチェック液は5ml入り。メーカーの2026年商品カタログ・冊子25ページでも、容量とJANコード4975292600695を確認できます。販売店の写真だけで別の土壌測定用品と取り違えないよう、名前と容量を合わせて見てください。

土へ差し込んで数字を表示する計器を想像していたなら、購入前にいったん手順を見よう。こちらは容器へ土と水を用意する方式です。「鉢のそばで一瞬測りたい」という希望と合うかどうか、ここで判断できます。

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土1に水2は、重さではなく容積の割合だよ

ここ、準備で取り違えやすいところです。

メーカーが指定するのは、土1に対して水道水2という「容積比」。土を1g、水を2g量る、という説明ではありません。同じ容量の目安で、土と水の量を合わせます。

コップなどの容器へ測る土を入れ、水道水を加えて、よくかき混ぜる。これが最初の工程です。公式の使用方法を開いて、土と水の割合から追ってくださいね。

たとえば同じ小さな容器を目安にするなら、土を一杯としたとき、水は二杯。この例は割合の読み方を示すもので、メーカーが専用の計量カップを指定しているという意味ではありません。手元の説明書に容器や量の指定があれば、そちらに従ってください。

土をぎゅうぎゅう押し込む回と、ふわっと入れる回が混ざったまま、ほんの少しの結果の差を競わないことも大事。同じ鉢を後で測る予定なら、どう量ったかも短く残しておくと、作業をそろえやすくなります。

用意する場所は、容器が傾かず、手を離して置けるところへ。ベランダの細い手すりの上で、土の容器と測定液を持ち替えるのはやめておこう。洗うときにどこへ運ぶかまで考えてから始めれば、途中で置き場を探さずに済みます。

鉢がいくつかあるときは、採った土を先に全部混ぜないでね。鉢ごとの違いを知りたいなら、混ぜた時点で「どの鉢の結果か」が分からなくなります。複数の鉢を一緒にして、ベランダ全体の答えを出そうとしなくて大丈夫。

容器の横へ鉢の目印を書いた紙を置き、一鉢ずつ作業する方法なら、専用の新しいラベルを買わずに始められます。二つ目へ移る前に一つ目を片付ける、という進め方でもいいんです。

なお、ここで紹介するのは測定液の使い方。植えてある根を傷めない採土量や採る深さは、植物の大きさや鉢の状態でも変わります。公式の手順にない「必ず深さ何cmから何g」という数字は足しません。根が詰まった小鉢など、土を採ることで傷めそうなら、購入先の園芸店へ鉢の状態を伝えて相談してからにしよう。

今日は用具を確認するだけ、土を触るのは植え替えのとき。そう分けて進めてもいいからね。

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うわずみ3ccへ3滴。茶色い土ごと色を読まない

土と水をかき混ぜたら、そのまま測定液をたくさん入れる……という流れではありません。

次に使うのは、澄んだうわずみです。

公式では、できるだけごみなどを取り除き、うわずみを付属の試験管へ3cc採るよう案内されています。3ccは3ml。ここへアースチェック液を3滴加え、試験管のふたをしてよく振り、付属の比色表と見比べます。

「土と水の1対2」「うわずみ3cc」「測定液3滴」。数字が並ぶけれど、それぞれ何の量かが違うんですね。最初の容器へ液を3cc注いでしまわないよう、工程ごとに分けて確認しよう。

流れを机の上の作業に置き換えると、こうです。

順番 使うものと行うこと
土の準備 容器で土と水道水を容積比1対2にして混ぜる
試料を採る ごみなどを除き、澄んだうわずみ3ccを付属の試験管へ
測定する アースチェック液3滴を加え、ふたをしてよく振る
読む 付属の比色表と色を比較する

茶色く濁ったままで「この色かな、あの色かな」と押し切るより、まず澄んだうわずみを採れているかへ戻ってね。メーカーのページには、この待ち時間を一律に何分とする指定はありません。すべての土が同じ時間で澄む、とは考えずに進めます。

もし色を見分けにくければ、無理に細かい数値を書かなくて大丈夫。「二つの色のどちらに近いか迷った」と残せば、その結果だけで土を調整しない理由になります。迷った記録まで消して、確定した数字に見せなくていいんです。

画面上の商品写真の色を、手元の比色表の代わりにするのも避けよう。確認に使うのは製品に添付された表。通販ページを見ながら「写真と同じ色だから大丈夫」と判断するための道具ではありません。

記録するなら、鉢の目印、植物名、測った日、比色表で読み取った範囲を一緒に。あとから写真を撮る場合も、見た色のメモを添えておく案です。写真だけで正確な色やpHを再現できる、と保証するものではありません。

メモは「測ったこと」と「これからすること」を分けると、あとで読み返しやすくなります。たとえば、結果の欄に「比色表の二色の間で迷った」、予定の欄に「苗の案内を確認してから園芸店へ相談」と書く。まだ加えていない石灰を、使った資材の欄へ書かないようにするわけです。

土と水の割合や滴数を途中で取り違えた場合も、その結果を正しい手順の結果と同列に並べないでね。「水を少し足して帳尻を合わせよう」と独自の換算をせず、説明書を確かめてから改めて準備する。鉢番号だけ合っていても、量り方が違う記録では比較を急げません。

測定方法の出典はKINCHO園芸の使用方法。届いた商品の説明と一緒に読み、滴数を増やして独自に色を濃くするような使い方はしないでね。

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測れた!でも、すぐ石灰を足すかは別の話

色が読めると、そこで何かを足したくなるかもしれません。
ちょっと待って。ここで最初に書いた植物名の出番です!

たとえばpH5前後という結果だったとして、その数字だけで「酸性だから直そう」とは決められません。ブルーベリーを育てる鉢か、ホウレンソウをまく鉢かで、比べる目安が違います。

サカタのタネの土壌酸度に関するFAQでは、ホウレンソウはpH6.5〜7.0を目安に調整すること、ブルーベリーやツツジのように酸性土壌を好む植物には苦土石灰を与えないことが案内されています。

全部の鉢へ同じ下ごしらえをするより、植えるものから戻って考える。これなら、測った意味が次の選択につながります。

ただし、育て方の資料によって示す目安に幅がある場合もあります。先ほどのKINCHO園芸の表では、ホウレンソウはpH6.5〜7.5。両方の資料の数字を切り取って、どんな品種でも7.5まで上げればよい、とはしません。種袋や苗の案内も確認し、調整量に迷うときはその植物と用土の条件をそろえて相談しよう。

石灰を多く入れれば、よく効いて元気になる?
そういう足し算ではありません。

苦土石灰の入れ過ぎについてのFAQには、pH7以上のアルカリ性になると微量要素欠乏などの害が生じるとの説明があります。酸度を上げ過ぎることにも問題があるんですね。

メーカーの商品ページにある石灰の施用例も、面積と深さ、土の量を示した条件付きの数字です。その数字を、小さな鉢へ目分量で縮めて入れればよい、という説明には置き換えません。使う調整資材の製品表示、鉢の土量、植える植物を確認してから決めてください。

酸度が目安に入っていたのに、葉の様子が気になる場合もあるでしょう。そのとき、測定液から肥料の必要量まで読み取ろうとしなくて大丈夫。水やりの状況、日当たり、植え付けた時期、使った土や肥料の名前を整理すれば、相談するときに伝える材料が増えます。

この記事では、実際に一鉢の土を測った結果や、調整後に植物が回復した体験を紹介しているわけではありません。製品の使い方と、結果を次の判断へつなぐ手順の案内です。色が出たことと、植物の不調の原因が決まったことは分けて考えよう。

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次の鉢へ移る前に洗う。測定液は、置き場まで決めて選ぼう

一鉢分が終わったら、色のついた試験管を飾っておく作業はありません。

メーカーは、測定後の試験管の水をすぐ捨て、水道水でよく洗うよう案内しています。続けて別の試料を測るときは、次に測るうわずみであらかじめ試験管をすすぐと、より正確な値が出るとの説明もあります。

つまり、一鉢目が終わったら試験管の中身を替えるだけで続ける、ではなく、洗浄と次の試料の準備も工程に含めるんですね。ここまで作業できる時間を取っておこう。

小さなベランダなら、土を混ぜる容器、測定する場所、洗う場所が離れることもあります。測る直前になって全部を片手で持って移動するより、試験管を安定して置く場所を先に確保する案です。共用廊下や避難の通路へ道具を広げず、家の中でも作業を見失わない範囲で進めてください。

瓶は5mlでも、飲み物や目薬ではありません。公式の注意事項では、点眼・誤飲をしないこと、小児の手の届かない場所で保管し、いたずらを防ぐことが示されています。皮膚に付いた場合や目に入った場合は、水で洗い流すとの案内です。商品の注意書きを読み、使った後も置きっぱなしにしないでね。

保管用の棚を考えるときは、土の袋と一緒に床へ置く前に、子どもが届かないかを確認しよう。瓶だけ移して説明書や比色表を別の引き出しへしまうと、次に測るとき探すことになります。説明書と表の保管場所も決めておくと、使い方を確認してから再開できます。

購入画面では、アースチェック液5mlという商品名、付属品の案内、配送条件を見てください。楽天市場では旧社名の住友化学園芸の表記が残る場合もあります。メーカーは2025年7月にKINCHO園芸へ社名を変更したと案内していますが、名前が違うからといって、届く製品の状態や使用期限を確認しなくてよいわけではありません。

価格は本体だけで比べず、送料を含む注文内容まで。測定する予定が一鉢なら、まとめ買いを前提にしなくて大丈夫です。今の商品の表示を読み、保管までできる量を選ぼう。

最初からベランダ全部の土を調べなくてもいいよ。
次に苗を植えたい、あの鉢から。

植物名を書いて、土と水の割合を確かめ、比色表で読んだ結果を残す。その結果を見て「今回は何も足さない」と決めることだって、立派な次の一手です。何かを買い足すためだけに測らず、目の前の一鉢に必要な判断をしていこう!

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ベランダの日当たりや広さに合わせて、鉢・土・道具・植物を選ぶ初心者向け情報をまとめています。安全面や季節ごとの管理も確認し、無理なく園芸を続けるための要点をお届けします。

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